耳鳴り・聞こえにくい

耳鳴りの原因には病的なものがあるので、症状が出始めた時はなるべく早く医者に行ってください。特に「突発性難聴」の場合、出来るだけ早く治療しないと聴力に影響が残ります。2週間以内が山場だそうです。 私の友人は片耳がほとんど聞こえなくなったと言っていました。「突発性難聴」の特徴的な症状は、突然おこる、たいがい片耳だけにおこる、水の中に沈めれたような感覚になる、ということでした。

病的なものではなく、加齢による耳鳴りや聞こえにくくなる症状にも様々な原因があるようですが、一番大きいのは耳周りの血行が悪くなることです。高齢による不調の多くは、血行が悪くなることが原因のような気がしますね。

筆者の場合、最初に小さな耳鳴りを感じたのは52歳の時でした。その後、親が亡くなるという事態もあり、ストレスで加速した感があります。気になりだすと、四六時中、耳鳴りの大きさに集中して「今日はましだ」とか「あーもううるさくて寝れない」とか思うようになります。耳鳴りの種類も、「キーン」「ジーーーーー」という一般的なものから、脈打つような音が聞こえる「拍動性耳鳴り」まで多種多様です。ずっと同じではなく、ある時期聞こえていた種類の耳鳴りは何年かすると「そういえば最近聞こえない」と思うこともあります。常に聞こえている「ジーーーー」という耳鳴りも、ふと気づくと聞こえていない、あるいはかすかな音しかしないという時もあります。

気になる⇒より聞こうとする⇒脳が音を作り出す、という部分があるようで、結論からいうと、最善の耳鳴り対策は「気にしない!」ということらしいです。気にしだすとそれがストレスになり、余計悪循環になります。

そうはいっても、聞こえるんだから気になる!!(笑)

ということで、多少なりとも改善させるには、耳周りの血行をよくするのが一番てっとりばやい方法です。薬やサプリメントもありますが、いずれも血行をよくすることを目的としたものだと思います。ちなみに、加齢による耳が聞こえにくくなる症状も、血行をよくすることで改善される可能性があります。

耳周りを温めて血行をよくする

「首こり・肩こり・腰痛」のコーナーでもご紹介した「あずきの力」。電子レンジで1分半チンすると手ごろな温かさになって、すぐ使うことが出来ます。あまりに耳鳴りが気になる時は、少し上にあてて、耳の後ろが温まるようにします。

そのあと、耳周りをほぐすストレッチをやります。

耳周りのストレッチをする

分かりやすい動画あったので、参考までに貼っておきます。全部やらなくてもいいです。筆者はテレビを見ながら、耳をひっぱったり折りたたんだりということをよくやります。最初は痛かったのですが、最近は全く痛くないです。ちなみに、最初の頃、耳鳴りのする耳の方が固くて痛かったのを覚えています。

【耳鳴り】耳鳴りに効く、耳ほぐし&側頭筋リリース&リンパマッサージ【大分市 腰痛治療家 GENRYU ( 安部元隆 )】