足が攣る(こむら返り)

若いころから外反母趾で浮指だったので、歩いていると靴の中で足が攣ることはしょっちゅうありましたが、整骨院で外反母趾の治療をしてからはそういうこともなく過ごしていました。

ところが、高齢になってくると、明け方目がさめて無意識に背伸びした時に足が攣ることが多くなってきました。冬場はまだいいのですが、夏場、クーラーをかけて寝ている時期には暑くて足を放り出して冷えるのだと思いますが、いきなり足が攣ってのけぞることしばしば。

足が攣っている時はどういうことが起きているのかというと、腱紡錘といって、筋肉は縮んだり伸びたりして動くわけですが、高齢者の場合は運動不足のために腓腹筋が緊張した状態にあるため、少し足を伸ばしただけでもうまく伸びなくてふくらはぎがこむら返りを起こすようです。筋肉が痙攣している状態ですね。縮んでいるのを逆方向に伸ばしてやるといいのですが、実際こむら返りが起きた時にはそんな余裕もなく、ひたすら嵐が過ぎ去るのを待つ感じです。起きる場所も一般的にはふくらはぎですが、筆者の場合は親指から踵にかけて、足の内側が攣ることが多いです。そういう場所ではいったいどっちへ動かしたらいいのかも分からず、おろおろする次第です。(笑)

その他の原因としては、

①ミネラルバランスの乱れ:カルシウム、カリウム、マグネシウムの不足は腱紡錘の機能低下に影響します。

②血行不良:体の冷えや同じ姿勢を続けることでの血行不良、寝ている間の血行不良など。

③体温の低下:冬場の寒さやクーラーでの冷えなど。

④筋力の低下:高齢による老化、閉経後の女性ホルモンの低下によるものなど。

⑤水分不足:寝る前に水分を控えてしまうなど

が考えられます。改善出来そうなことから対処するのがいいと思います。筆者は寝る時は枕元にコップ1杯の水を置いて、夜中に目が覚めると一口飲むようにしています。

夏場寝る時の冷房対策として使用しています。足首までのレッグウオーマーでもいいのですが、体験上、足が攣るのを防止するには、踵が隠れるタイプのレッグウオーマーの方が効果がある気がします。

テレビを見ながら毎日1回使っています。座ったままできるので、運動嫌いでも続きます。ちなみに、買った時はダイエット目的でしたが、そちらはさっぱり効果を感じません。(笑)

外反母趾 内反小趾で浮指になっているのを改善するサポーターです。筆者も愛用しています!

外反母趾 内反小趾を放置すると、足のアーチがなくなって偏平足になっていきます。偏平足になると、腰や膝にも影響が出てきます。こんなサポーター程度で効果があるのかと疑いたくなりますが、長年使っている経験から、あなどれません。

ちなみに、痛みがある場合は、医者に相談してください。筆者は整骨院で矯正してもらって痛みはなくなりました。(形は治らない)