肩こり・首こり・腰痛

筆者の肩こり歴は長く、中学生の頃には首回りに違和感を感じていました。
しかし長年生きてきた経験から振り返ると、当時感じていた違和感は喉が詰まる感覚が強くて、もしかしたら原因はストレスだったのかもしれないと思っています。
40代後半からはパソコンを使う仕事の影響もあって、ストレートネックで慢性的な肩こりに悩まされていました。整形外科は検査して異常がなければそれ以上診てくれないので、リラクゼーション系の店でほぐして貰ったり、ちょっと有名なカイロの先生のところに通ったり、整形外科から紹介された接骨院に通ったり、様々なことを試してきました。更年期障害が出始めたころにはぎっくり腰をやってしまい、肩も腰も原因は同じだと思い知りました。

現在はやっと自分に合う整体に出会えて、月1回のペースで通っています。生涯で一番楽になったと思えます。

他の異常と同様、とにかく最初は整形外科で診察を受けることが大事です。異常はないと分かってから色々なことを試しましょう。

肩こり・首こり・腰痛を緩和するには、適度な運動と血行をよくすることが大事です。

血行をよくする

温めるのに重宝しているのが、「あずきの力」。電子レンジで1分半チンすると手ごろな温かさになって、すぐ使うことが出来ます。肩が凝ったと思った時や、ものすごく身体がだるいとか、動く元気が出ないという時は首肩を温めると、不思議と楽になります。

自律神経は首を通っているので、首を温めると整うらしいのです。

首・肩を温めたあと、軽く腕を回してみたり、後ろで手を組んで肩甲骨をほぐしておくと、楽になります。

「どこでもベルト」は巻いて使うことが出来るので、主に腰痛に使う場合はこちらの方が便利だと思います。

コリが強い部分には、プチシルマを愛用しています。他の似たような貼るタイプの商品もいろいろ試した結果、これが一番効果を感じたので、使っています。常時使うわけではなく、特にコリがきつい時だけ使って、あとは温めとストレッチで対応します。

高価な上、張替用のシールの購入も必要になりますが、シールはプチシルマ専用でなくても他の安いもので代用できます。ただし、安いものはかぶれやすいので、肌の弱い方は注意が必要です。貼りっぱなしにしないで、お風呂に入るたび、少し位置をずらして貼りなおすのがコツです。

なくさないよう気を付ければ、プチシルマ自体は永久に使えますので、筆者はもう20年くらい同じものを使っています。

姿勢を正しくする

座っている時間が長かったり、パソコンを使う時間が長いと、姿勢が悪いせいで肩こり・首こり・腰痛に悩まされますが、座っている環境を整えることでかなり軽減されました。

いくら気を付けているつもりでも、時間がたつとだんだん姿勢が崩れてしまうものですが、自然と骨盤が立つように調整してくれる補助具があると大変楽になります。肩こりだけではなく、腰痛で悩んでいる人にもお勧めです。肩こりと腰痛は切っても切れない関係、いずれも原因は同じだと経験上思っています。とにかく姿勢を直すことでしか、根本解決は出来ません。特に座っている時の腰への負担は立っている時の何倍もかかっているので、環境をよくする必要があります。

固い椅子に座るのは身体への負担が大きいのですが、それを軽減するのがエクスジェル (EXGEL) のプニシリーズです。もともと、車椅子ユーザーが楽に座れるようにと開発されたエクスジェルですが、家庭用に最適化されたのが「プニ」シリーズです。筆者は、仕事用の椅子には「まるプニ」を、外出時の持ち運び用には「ミニプニ」と、2種類持っています。

仕事椅子は「まるプニ」+「カーブルチェア」で腰・背中・肩をいたわっています。

「ミニプニ」は旅行で列車やバスに長時間座るときや、カルチャー教室でパイプ椅子に座る時などに重宝します。ただし、お尻の下に敷いているものは立った時忘れがちになりますので、筆者の場合は、パチっと止めるクリップに紐のついたものをつけて、紐を鞄に固定しています。それなら忘れて立ち去ろうとしたとき、絶対に気づきますから(笑)

そこそこ高価なものなので、そのへんは慎重に使っています。